私たちは、先代から受け継いできた黒酢作りへのこだわりや伝統に時代にあった新しいことを加え、多くの人に黒酢を届けたいと考えています。
私が黒酢の世界に入ったのは、先代の創業者に「手伝ってくれ」と言われたのがキッカケです。そして、先代の黒酢へのこだわりや福山の黒酢文化を受け継ぎ、昭和57年に三代目として私が宇都醸造の代表になりました。私が代表になってからも、先代が培って来た黒酢作りへのこだわりを現代まで引き継ぎ続けています。
宇都醸造の黒酢は仕込んでから最低は2年経たなければ外に出せません。その間はずっと職人たちが手間ひまを込めて管理し、黒酢は大丈夫か。問題は無いのかを確認しています。なので、宇都醸造は黒酢に直接関わる職人にも強くこだわっています。
今は実際に黒酢の点検を行っている職人は7人だけです。非常に少ないですが、全員が壺を開けた瞬間のお酢の香りで状態を判断できる方ばかりです。この職人技を持っているからこそ、1万6000本もある宇都醸造の黒酢の壺も7人で管理できるのです。
ここまで職人の技術が高いのも、全員がやる気があり黒酢へ真摯に向き合ってくれるからです。そして職人を採用する時も、宇都醸造が全信頼を置ける人だけを選んでいます。私たちも1度採用すれば最後まで面倒を見るという気持ちで職人たちと向き合っているため、職人もその期待に堪えてくれるのだと思います。だからこそ、少数精鋭で壺の管理を任せられるのです。黒酢だけではなく、黒酢に関わる職人にもこだわるのも、先代から引き継いだものの1つです。
福山は戦時中にお米統制があり、黒酢が作れず色んな方が黒酢作りを止めてしまうなどの危機的な状況も経験してきました。それを乗り越え、福山の伝統的な黒酢は30年ほど前から少しずつ全国に知れ渡り、みなさんの元へ届くようになりました。
少しでも多くの方に宇都醸造の黒酢を飲んでもらうためには、福山の伝統であり、世界的にも珍しい甕壺製法で作られた福山の黒酢作り受け継ぎ、そこから時代にあった新しいことを加え、色んな方に福山の黒酢を飲んでもらうのが私たちのやることだと思っています。
しかし、黒酢を飲めない方も多いです。そんな方でも黒酢を飲んでもらえるよう、売り方であったり製品にする段階で新しいこと行い販売や販路を広げていきたいと考えています。そのために果実の黒酢など黒酢が苦手な人にも美味しく飲みやすい黒酢を提供できるよう、積極的に開発しています。
「人の幸福は健康でいること」です。福山ふくずの「ふく」は幸福の「福」という意味も込めて付けられており、私たちは全国に黒酢を届け、健康という幸福を全員でわかちあいたいと考えています。そのために、私たちは先代からのこだわりや伝統的な製法を守りつつ、時代にあった新しい黒酢を提供できるよう、日々精進しています。
社名 | 宇都醸造有限会社 |
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所在地 | 鹿児島県霧島市福山町福山1490-1 |
電話番号 | 0995-55-3366 |
ファックス番号 | 0995-55-3367 |
代表者 | 代表取締役 武元明吉 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員 | 15名 |
会社設立 | 昭和57年7月30日 |
事業内容 | 食酢の製造及び販売 |
取引銀行 | 鹿児島銀行・鹿児島信用金庫 |
鹿児島空港から・・・約45分
国分インターチェンジから・・・約10分
鹿児島中央駅からJR国分駅・・・約40分
JR国分駅から車で・・・約20分
私たちは、福山町の素晴らしい気候と良質な湧水に恵まれ、日々黒酢作りに精進しております。
長年蓄積してきた知識と技術を土台に、これからもお客様から喜ばれる黒酢作りを行ってまいります。
毎日笑顔でお待ちしておりますので、お近くをお寄りの際はお気軽にお立ち寄りください。よろしくお願いいたします。
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